→その子の4月は緊張と不安で一杯、きっと声掛けして助けてくれる担任が全てだったと思います。新しい環境に慣れてきた6月頃になると、大好きな先生と一緒に遊びたいと思うと同時に、今まで目に入らなかった室内の玩具や友達に気付き始め、見たい、触りたい、友達の反応が面白いと思うようになったと考えられます。
つまり、視野が広がり、玩具や友達の存在に気付き始めた6月ということになります。さらに、その子は友達が嫌がることをしても、大好きな先生が、自分のところに飛んで来てくれるわけですから、注意されても嬉しさが勝ちますね。
では、担任として、
1 その子が環境に慣れ、視野が広まったことに喜びをもつこと
2 友達に嫌なことをしたら、「やりたくなったんだね」と気持ちを認めながらも、先生だったら嫌な気持ちになることを伝えていくこと
3 友達と一緒に絵本を見たり手遊びをしたりするなど、楽しそうに友達と過ごせている時を見逃さず、先生はその姿が嬉しいことをオーバーリアクションで伝えること
一度声かけをして、すぐにはなおりません、繰り返し試してみましょう!!