
2歳児は自我が発達してくる時期ですが自分の気持ちを表現することは難しい段階です。特徴は“何でもやりたい”“何でも自分はできる”と思っていること。でも体がついていかない、思うように動かないというのが2歳児です。
大事なことは、子どもの気持ちを代弁してあげること。例えば「フォークを投げたいぐらい嫌だったんだね」「パパやママみたいにかっこよく使いたかったんだね」「そうだね。もうお腹がいっぱいだね」と言いながら、毅然とした態度で「フォークは投げません。当たったら怪我をします」と理由を話します。この繰り返しで伝えてあげてください。
もちろん危険な場合はすぐに「投げない!」と言って抱きしめたり、手を握ってあげたりすることも必要です。その後に子どもの気持ちを代弁しましょう。
また、風船や新聞紙ボール遊びを通して投げてもよい物を知らせるとよいですね。
子どもの気持ちを受け止めるようにすると、パパやママの言葉が耳に入るようになるものです。