
年々の少子化の影響で、園は保護者に選ばれる時代がやってくると言われています。今後、人気のある園に集中するようになるでしょう。
先ずは他園との差別化につながるために、今すべきこととして2つお伝えします。
①理念や方針を掲げ子どもたちの心身の成長のために取り組んでいる内容が、保護者や地域の方たちに届いているかどうか。つまり、園内で1番力を入れている保育内容を可視化しているかどうかです。
HPの充実、報道機関、InstagramやSNSを活用し園の特色を知っていただくこと、園の情報発信に力を入れることをお勧めします。Instagramのメインユーザー層は20~40代女性のママ世代です。
②保育の多機能化を目指すこと。子どもを地域で育てるという考えをベースに、園と他機関と連携し、保育に取り組むことです。
例としてグレーゾーンの園児の増加に伴い、発達支援センター等と連携し空き保育室を活用していく、また、次世代担い手育成として大学や企業と連携し、作り出す喜びや大人とのコミュニケーションの取り方を学ぶ(芸術活動、SDGsにチャレンジ、子どもの健康を守る紫外線対策等)考え方次第で様々なことにチャレンジできます。自園の教育方針と照らし合わせると良いですね。
園内で1番力を入れている保育内容に+1を考え、ともに深めることができるようにすること。
多機能化することで地域社会への貢献度が高まり、地域からの信頼を得ることができます。地域社会に根ざした園は、地域住民から支持を得やすくなり、園児募集・園の存続につながると考えています。