長縄跳びを苦手だと思っている子に、みんなで挑戦しようと言われても嫌なものは嫌ですよね。先ず、その嫌という気持ちを受けとめましょう。
「長縄跳びは難しいから嫌だよね」「今は跳びたくないもんね」等
① 長縄に慣れる遊びからスモールステップでゆっくりと進めましょう。
例:長縄で1本橋わたりごっこ…長縄を地面に置き、その上を裸足で歩く。
※クラス全員が忍者みたいに渡れたら、次のステップへ
例:長縄跳びごっこ…長縄に触れないようにまたいで片足で跳ぶ。
※クラス全員が忍者みたいに上手く跳べたら、次のステップへ
例:長縄跳びごっこ…長縄に触れないように両足揃えて跳ぶ。
※クラス全員が忍者みたいに両足揃えて跳べたら、次のステップへ
例:保育者と手をつないで「みかんの花がパッと咲いた」の歌に合わせて、一緒に7回足を揃えて飛ぶ。
※さくら、ぶどうの花でもよい。慣れてきたら1人で跳ぶよう促す。
※この繰り返しで、身体でリズムがとれるようにしていく。
② まだ苦手な子がいれば、その子のリズムに合わせて、「パッと咲いた」(3回)だけから始めたり、手をつないで足を揃えて一緒に跳んだりという活動を長縄だけではなく、自由遊びに取り入れるとよいですね。
このステップが大切です。なにより保育者の励ましと笑顔が一番です。