
得意げに「知ってるよ」と言う子どもの気持ちは、先生が読もうとしている絵本を知っているのだから、嬉しくって黙ってなんかいられないほどの喜びがあることを理解しましょう。
① 先ずはその気持ちを受けとめる気持ちを持つ。
② ちょっと工夫する。
例「そうなんだ、知っているんだね~。〇〇君が知っている絵本と先生が今から読む絵本と本当に一緒かどうか聞いててね。最後に教えてね。」
例「そうか、では〇〇君、この絵本読みの協力隊の応援団長を任せよう。最後に、合図を送ったら〝おしまい″と言ってくれるかな。」
→知っている台詞を少し言ってもらったり、擬音を出してもらったりするのもいいかもしれませんよ。
③ 最後に〇〇君に「絵本読みの応援が上手だったね」「心を込めておしまいを言ってくれたから楽しめたよ」等、認める言葉掛けをしましょう。