叱っているのに言うことをきかなかったり、急に甘えてきたりする
①先ず、どのような場面で言うことをきかないのか、甘えてくるのか思い出してみましょう。
②もしかすると、子どもがこの先生なら何でも言っても大丈夫、どんな場面でも甘えても受け入れてもらえると考えているかもです。保育者は叱っているつもりでも、曖昧な言葉で心に届いてない場合があります。甘える時ではないと言っても、ついつい体で受け入れてしまっている場合があります。一度自分の対応を振り返ってみましょう。
③叱る場合は、真剣な態度で具体的に何がいけなかったのか分かるような言葉で伝えることです。
例)雨天時に室内を走っている子に「だめよ」と言っても何がだめなのか分かりません。
→「みんなが遊んでいるのに走っていてぶつかったら怪我をするよ。走らないで歩きます」と真剣に話しましょう。
④そして、何より大事なことは、叱った後、子ども自ら正そうとした時、必ず褒め認める言葉掛けをしましょう。
例)「自分から、走るのを止めて歩いたね。自分で考えて行動できてえらかったね」と認めれば、自信に繋がります。